オーストリアに住んで感じたこと「ハーフ顔メイクとか要る?」
こんにちは。
ここはオーストリアLeoben(レオーベン)という小さな街。
オーストリアに来てから私、メイクをしなくなりました。髪も黒い直毛のまま。
日本にいた時は、私も美人じゃないけれどそれなりに
髪の色を少し明るくして、
パーマを当ててふんわりさせて、
大きな顔が少しでもコンパクトに見える髪型にしてもらって、
お化粧して目鼻立ちぱっちりさせて、
ファンデーションで肌を少し明るくさせて、
短い足を長く見せるためにヒールのある靴はいて、、、
色々とそれなりに気を使っていたのですよ。
しかしね、オーストリアに来ると、
街の人みーんな天然でモデルさんみたいな人ばっかりなんです。
(いや、実際はそうじゃないのよ。)
でもまわりの人はみんな
普通にふんわりウェーブヘアー、
明るいヘアーカラーに、
明るい肌色、
くっきりお目々にグリーンアイ(もちろんカラコンじゃない)、
くっきり骨格に小さいお顔、
大きめフレームのメガネが優しい表情を作っちゃう、
長い足にはブーツにジーンズ!
シンプルなざっくりセーターにさっと上着を羽織るだけ。
もし私が同じ格好したら、
ちんちくりんで、ピチピチジーンズ、
ショートブーツがなぜか膝下まで来て、
足の短さが際立ってしまう。
ざっくりセーターだって、ヨレヨレの部屋着みたいに見えるだろう。
大きめフレームの眼鏡なんて掛けたら、学生時代からの自宅用眼鏡を掛けて出てきたみたいになるやんか!(これ、コンタクト普段使ってる人なら分かるよね?)
今まで一生懸命やっていた目鼻立ちぱっちりメイクやエアリー髪型、小顔効果に脚長スタイル、、、
これらの努力がみーんな虚しく感じるわけですよ。
周りに天然さんがいっぱいいると。
努力しても、
やっぱりさ、ちんちくりんでぺったんこ顔の日の丸産が頑張っても、天然くっきりフェイスさんには到底及びませんよ。
完全敗北宣言ですよ。
でもね、でもね、お化粧をしなくなったのには別の理由もありまして。
自分の気にしていた外見の事があまり気にならなくなったといえばいいのでしょうか。
周りの人、
みーんな、髪の色も明るい色から暗い色まで色々、
みーんな、肌の色だって色々、
みーんな、目の色だって色々、
服装だって、マント羽織ってる人やスカーフをまとってる人、WANDSの上杉昇みたいなバンダナ巻いてる人や、革ジャンタトゥーのモヒカンの人、
母国語も皆違う。
美人の価値観やキレイだなって思うものだってちょっとずつ違う。
それだけ違ういろいろの中に居ると、
みんな違うから、まぁ、わたしはわたし、
このままでいいかなぁと思うようになりまして。
外見の目鼻立ちくっきり度よりも、
素敵な笑顔、お友達になる事ができる程度の語学力、優しい心とか、そんな方に魅力を感じるようになりまして。
困っているときに肩に手をそっと添えて、
優しい笑顔で言葉をゆっくり分かりやすく話してくれる人がいたら、魅力を感じるじゃないですか?
そんな人になりたいなって思うじゃないですか?
わしも、人に優しくなろう。
わし、日本帰ったら献血しに行こうかな。。。
ぁあ、アニオタ腐女子ママの私の心が、清められてる?
それとも、スボラに拍車が掛かっただけ?
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