オーストリアの暖房器具について
こんばんは。ここはオーストリア レオベンという小さな街。
街のアパートにはもれなく煙突が付いています。
ここ数日の朝晩の冷え込みもあり煙が上がっている煙突を見かけます。
いい匂いの煙だったのでオーストリア人の友達に煙の正体について聞いてみました。
オーストリア人の友人:
「最近、アパートの煙突から出ている煙はボイラーの蒸気とかガスの蒸気じゃないかな。いい匂いがしたなら薪だけど、結構高くつくよね。
日本では、エアコン一つで夏も冬も過ごせるけれど、
このあたりではガスとかオイルとか温水とか使って家中を温めるだよ。
とても寒いからね。
ほら、だから建物の壁も分厚いし、窓だって2重ガラスになってるでしょ?
最近は3重ガラスってのも結構あるけれど。
とにかく、家中温めるんだよ。
特に、このレオベンの街は温水を使ったシステムが多いと思うよ。
ほら、近くにドナビッツの大きな製鉄所があるでしょ?
あそこで鉄を冷やすのに出た熱エネルギーを、熱湯という形で街中に配管通して送っているんだよ。
●水を町が製鉄所に売る。
●エネルギーを町が製鉄所から買う。
WinWinの関係だよね。^_^」
なるほど。よくできたシステムです。
日本でもそんな町あるのでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
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